ほとんど観る将のひとりごと

たまに指したりもします

指導対局の思い出

 お久しぶりです

今回は昔受けた指導対局のことについて書いていこうと思います

 

コロナ渦に入る前くらいだったと思うので相当昔ですが…

 

のんびりSNSを眺めていたら近場で糸谷八段の指導対局が受けられるという記事を見て、好きな棋士だし興味もあったので試しに行ってみようと思いました

 

ただ、駒落ちの定跡とか一切知らなかったのでちょっとは勉強したほうがいいのかなあ…と急遽所司先生の駒落ち定跡の本を買って必死に並べていました

 

一応付け焼刃の知識を得て会場に行って申し込みます

ほかにも結構人数がいたのですこしほっとしました

普段画面の向こうや棋譜だけでしか見ない先生を見てかなり緊張したのを覚えてます

 

で、いざ実践ですが最初は定跡通りに進めてくれて「ああ勉強しといてよかったなあ」と思っていたのもつかの間。「あれー…いつのまにこんなはずでは…」という盤面になって投了。当たり前ですがプロはすごいんだなあという気持ちでした

 

感想戦では定跡をよく勉強してることを褒められた気がします

 

終わって人心地ついたあとほかの人の将棋をちらっと眺めているとみんながみんな情定跡どおりではなく自由に指してる方もいるのをみてちょっと構えすぎたのかな?と思いました もうちょっと気楽でよかったのかもしれない

 

最近SNS指導対局が厳しすぎるという意見を何回か見たのですが、私は「プロの先生には思いっきりぼこぼこにしにきてほしい」というタイプなのでそういう人もいるんだという感じでした

自分が将棋覚えた初心者のころ有段者にぼこぼこにされたとき「そういうやりかたがあるんだー」と思って育ったのもあるかもしれませんが難しい話だなと思いました。私みたいなのが少数派なのかもしれない

 

とはいえ憧れの棋士に教えてもらえる遊んでもらえるいい機会なのでもし悩んでる人がいたら受けてみるのをおすすめします

定跡とか覚えなきゃいけないのはハードルが…と思う方もいるとは思いますが結構自由に指しても大丈夫な気はします。少なくとも怒られはしないと思います

 

受けに行って勝たせてもらったらラッキー、負けてもプロはすごいなあくらいの気持ちでいいんじゃないでしょうか 私は楽しかったです

 

それでは