ほとんど観る将のひとりごと

たまに指したりもします

棋王戦 伊藤匠七段の研究の深さ

 お久しぶりです 今更ながら棋王戦第一局の話です

竜王戦で敗れた伊藤七段が一日制の棋王戦でどのように戦うのか楽しみでした

結果はなんと持将棋でAI将棋界隈ではそれなりに有名な定跡?みたいですね

入玉時の点数法の違いで評価値は先手に触れてるもののプロの対局なら引き分けになるみたいです

 

 角換りかーどんな将棋になるのかなと戦型確認だけして昼休憩に局面をみてびっくりしました しかし、まだ難しそうなとこから入玉はできそうだというプロの感覚はすごいですね

 

さすがに全部が全部研究手順ではないと思いますが、持将棋定跡の局面に誘導して藤井八冠相手にきっちり持将棋を成立させて後手番を引き分けに持ち込んだところに伊藤七段の執念を感じました

 

この将棋で先手角換りは新たな課題を突き付けられた形になったのでこれから先手がどうしていくのか、もしくは使われなくなってしまうのか非常に興味深いです

 

第二局も楽しみです それでは